諸感録 ①
(大海原)
大海原の前に、小さな波の存在などはすぐに忘れ去られてしまうだろう。いや、小さな波の存在などは、最初から見えないかも知れない。悲しいかな、煩夫の行く大海原、即ち、み旨の道はどうであろうか?。小さな波の一つ一つが、大海原を創っている事を意識し、気付かねば真に大海原を観る事はできない。
(神の実在)
どんなに信じても無いものはないし、信じなくてもあるものはある。普段は、決して神の存在を意識しない人においてさえも、彼の最愛のものが失われるとしょう?。彼は必ず神を恨むであろう!
(神との出会い)
求めよ。さらば与えられん。叩け、そうすれば開けてもらえるであろう。人は自己という、その人にまとわりつく、ありとあらゆる殻を打ち破り、全く赤裸々になった時、はじめて神に出会うに違いない。しかもこれは一瞬のうちか、全生涯のうちなのか誰もわからない。
(涙)
幾多の時の流れは、幾多の人の涙。
幾多の人の涙は、神の幾多の涙。
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